依頼でアバター展示ワールドを作成した。スタイライズドに挑戦した。

上にスポーン地点。左にアバター展示、右下に広場がある。
上にスポーン地点。左にアバター展示、右下に広場がある。
スポーン地点。カリングを利かせつつ、ワールドのコンセプトが一目にわかる。
スポーン地点。カリングを利かせつつ、ワールドのコンセプトが一目にわかる。
エントランス。アバター展示エリアにも広場にもアクセスしやすい。
エントランス。アバター展示エリアにも広場にもアクセスしやすい。
アバター展示エリア。アバターのないところには切り株を置いて空間を埋められる
アバター展示エリア。アバターのないところには切り株を置いて空間を埋められる
狭くのんびりできるエリア
狭くのんびりできるエリア
広場。VRで集まりやすいようにオブジェクトは控えめに。
広場。VRで集まりやすいようにオブジェクトは控えめに。
特徴

依頼主の要望であるUnityアセットの木と背景をなじませるため、
シンプルにスタイライズド系にまとめました。
可愛らしくも機能性のある小島に、遺跡っぽさを少し加え温かみのある空間にしました。
配置するアセットもあえてローポリらしさを出し、かわいらしさを表現しています。
使用ソフト・アセット
Blender
Zbrush
SubstancePainter
Unity2019.4.31f1
・Stylized anime trees
・Amplfy Shader Editor
・Polybrush
・Bakery

作成プロップ説明
ローポリ石
あえて極端にローポリにし、可愛さを前面に押し出した。
Zbrushでやや面取りやノイズをかけたものをハイモデルとし、テクスチャを作成した。
見る面によって印象が変わるようシルエットを調整して、1種類のみで空間を埋めている。
ガーランド
ローポリにはせず、細かくシルエットを調整している。
旗は知り合いのエンジニアが作ったUnityの拡張で作成した。
木のアセットからテクスチャを流用し、色味や雰囲気を合わせている。
色によって重くならないよう、それでいてたんぱくな雰囲気にならないよう、AOや下方向へのグラデーションで調整している。
ベンチ、テーブル
しっかりと地面に接するよう色みを濃くして重みがあるような表現にした。
木の皮の厚みや丸太の特徴を意識し、シンプルで可愛いプロップとした。
床、芝生、壁
床のテクスチャは頂点カラーをベースとしたテクスチャペイント機能であるPolybrushを使用した。
テクスチャ解像度に依存しないものの、トポロジーが大きく影響するため、道に沿った綺麗なトポロジーになるようにした。
また、ポリゴン数の削減は優先度を低くした。

芝生や壁は有機的で柔らかな雰囲気を与えたいため、サブディビジョンサーフェスで可愛いモデルにした。
大きな雲、緩やかな雲
二つともシェーダーを自作した。
緩やかな雲は三種類のシンプルなノイズからパーリンノイズのような形にし、それぞれ三段階の色や高さを変えられるようにした。
大きな雲は緩やかな雲のシェーダーをベースに、カスタムシャドーで陰影がはっきりするようにした。
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